バンビライン


 山行報告   
 報告者   :  山口 博 
 山  名 バンビライン  山行名 例会
 ルート 勝山駅ー第1展望台ー第2展望台ー第3展望台ー比島駅
 山行日  平成23年4月15日  天候  晴れ後雨
 参加者  CL : 山口  SL : 金本

男性 : 倉光、 四宮、 藤富、 守口、 弓仲、 森田(一)  9名
女性 : 秋月、 上田、 藤富、 守口、 (一般)岡田、 井上、 清水、 中島、 松村  10名

合計 : 19名  
コースタイム   新田辺(6:00)−福井北IC(8:50)−勝山駅(9:20/9:30)ー第2展望台(昼食)(10:30/11:15)−比島駅(12:40
/13:20)−福井北IC(13:45)−海津大崎(15:15/15:45)−新田辺(18:00)
  
 山行報告
 

昨年バンビラインにカタクリを見に行きました。 道の両脇にカタクリが群生し見事でした。

その後5月に佐渡のドンデン山にカタクリを見に行き一面のカタクリに感激しましたが、近くでこんなにカタクリが見られるのは知りませんでした。関西では小塩山や赤坂山でもカタクリは見られますが、こんなに群生している所は有りません。

素晴らしいカタクリを是非見て頂きたいと思い例会・ハイキングで計画しました。

又5年前に行った海津大崎の桜をもう1度見たいと思い欲張った計画をしました。

花の開花に合わせるのが難しく、昨年のバンビ祭りは43日で未だ咲いてなく、私達が行った10日は最高でした。今年は10日がバンビ祭りで昨年より1週間遅らせたが、今年は開花が遅くて登山道には未だ雪が残っていてコースを変更したそうです。

当日も登り始めは残雪が有り道がぬかるんでいて苦労していました。

去年咲いていたカタクリも未だ蕾で気に成りましたが、登るにつれてちらほらと咲いていてホッとしました。登るにつれてカタクリの花も次第に多くなり、展望台付近の登山道の両側には咲き乱れていて、小春日和の中をハイキングを楽しみました。

2展望台からの眺めは冠雪の福井の山や眼下には勝山市内や恐竜館のドームが銀色に光り素晴らし展望です。1030分と早い時間ですが朝食が早かったのでここで昼食にしました。ミズナラやブナの大木に混じり、コブシや山桜も咲いていて、マンサクやクロモジの黄色い可愛い花も咲きかけて北陸にも春の訪れを感じました。

淡緑のブナの芽吹きが優しく微笑みかけてくれるようです。よく見ると黄色い小さな花が咲いています、ブナの花を見るのは初めてで新しい発見で今回の大きな収穫でした。

海津大崎に着く頃から予報通り雨が降り出して、天気が良ければ桜街道を歩く所ですが店の横で車を降りて周辺で花見して車窓から桜見物しました。

海津大崎は生憎の雨でしたが、満開の桜と車中は用意した飲物で花見の宴を楽しみました。今回一般参加が6名有りパソコンを楽しむ会の皆さんと合同のハイキングが出来ました。お陰で費用も3.000円で収まりました。

残雪が有りましたが無事に終了する事が出来ました。ご協力有難う御座いました。
 感想文
 花紀行 カタクリのバンビーライン・桜の梅津大崎
 四宮誠次郎
 平成22年度の1年間は地元自治会の活動の為、全くご無沙汰しました。 今回は一年振りの参加です。

新田辺6:00集合は、起床が早いので戸惑いを感じました。 新田辺・大住ヶ丘・松井ヶ丘に平安バスが止まる度に懐かしい会のメンバーやパソコンを楽しむ会のメンバーの方々が乗車し、車内が賑やかになりました。  

9時半過ぎには勝山市に到着しました。  バンピーライン登山口は越前鉄道、勝山駅の裏手の山でした。  甘南備山より少し高めですが、表示はありません。  山の所々に残雪が残る低山でした。

登り始めて出迎えを受けたのが、楚々と咲く薄紫のキクザキイチゴと純白のアズマイチゲでした。

少し前までは積雪で縦走出来なかったそうですが、雪が融けてまだら雪の残る山道は歩くのに大儀はありませんでした。
山に分け入ると斜面の此処彼処にはカタクリの花の群生です。  春のい命を謳歌するかのごとく咲くカタクリソウに感激しました。  驚いた事にカタクリソウの群生の中に、無残にも大きな穴ボコがあちこちにあいていました。  自然薯を掘った跡だとか。  いや、穴ボコが浅いのでカタクリソウの盗掘かも知れないとか。  いずれにしても自然破壊で、勝山の人達はどんな思いでいるのかを考えさせられました。  

早めの昼食をとりました。 眼下に見下ろすは勝山市街地。  右手の五重の塔の近くの建物は越前大仏の建物とか。  左手の銀色に光る丸い屋根の建物は恐竜博物館とか。 眼前左手の雪山は越前甲、はるか彼方の奥の白い山は白山、あとは ・・・・・・・山。
荒島岳や取立山も教えて貰いました。

大樹のホウの木とか、標高300m以下でブナの木樹は珍しいとか。  いずれにしても、樹々グリーンシャワーを浴びながら「鹿の細道」を下り、帰途につきました。

梅津大崎の花見は、生憎の雨で心行くまでのんびりと花見見物とはいかなかったが雰囲気は十分に味わいました。  梅津の思い出に、モロコの佃煮をお土産に買いました。

今回、教えてもらいながら鑑賞した花は
キクザキイチゲ、 アズマイチゲ、 シュンラン、 ショウジョウバカマ、 ミヤマカタバミ、ヤマネコノメソウ、 タチツボスミレ、 ヤマエンゴサク

追記
残念なことに、今腰痛に悩まされています。  今年もどうなることやら・・・?